子どもは自分で立って歩けるようになる1歳半頃から、おままごとを始めることができます。
おままごとに使うおもちゃのキッチンはたくさんありますが、絶対におすすめなのがIKEAの商品です。
他のメーカーからも多数のおままごとキッチンは出ています。
たとえば以下のような商品は、安く買えて人気も高い商品ですが、決してオススメはしません。
おままごとキッチンを選ぶならIKEAの商品を強くオススメします。
なぜIKEAを選ぶべきなのか?
実際使ってみて感じたメリットや、おままごとの効果を解説します。
もくじ
おままごとの知育効果とは?
模倣することの大切さ
子どもは、お母さんがキッチンで料理をする姿を見て、それをおままごとで真似をします。
子どもは大人を模倣することによって成長します。
大人と同じようにキッチンに立って料理をする真似をすることは、これから様々なことを覚えていく、その第一歩になります。
想像力を育む
子どもはおままごとをしながら、驚くほど色々なものを食べ物やお皿に見立てて遊びます。
ブロックやパズルなども料理にしてしまいますし、他のおもちゃをお茶碗にすることもあります。
身の回りのものから出来上がる料理を想像することで、想像力が身につきます。
話す力がつく
子どもはおままごとをしながら、両親や兄弟と話をします。
言葉を話す力や社会性を身に付けることができます。
またお鍋やキッチンツール、野菜の名前を覚えることもできるなど、身の回りのものの名前を学べるメリットもあります。
何歳から?
言葉を覚え始める2歳頃から買ってあげるのが最適です。
2歳の誕生日プレゼントにはぴったりでしょう。
後述するように、おもちゃ収納としても使えるので、もう少し早いタイミングで買っても不都合ではありません。
IKEAのおままごとキッチンの特徴
大きさが適切
IKEAのキッチンは、一つの家具になるくらい大きいのが特徴です(幅109cm、奥行き40cm、高さ72cm)。
3歳前後の子どもの背丈にぴったり合うため、使いやすいのがメリットです。
また背が高くなるにつれ、高さを調節することもできるため、常に子どもにとって最適な高さで遊ぶことができます。
おままごとキッチンは、大人が料理するときと同じように、子どもが立って遊べるものでないと意味がありません。
多くの子供用キッチンは小さくて高さが低いものばかりです。
子供がキッチンでおままごとを楽しみ始める年齢の背丈では、小さすぎるのがデメリットです。
IKEAのキッチンは、3歳〜4歳頃の子供の腰の位置に調理台が来ます。
ちょうど大人が実際のキッチンに立った時と同じ高さになるため、リアルに近いおままごとを楽しむことができます。
子供にとっては、こちらの方が断然楽しめる商品です。
なお、キッチンの足に付属の高さ調節キャップを使い、さらに2段階高さ調節が可能になります。
この優れた機能のおかげで長く使うことができます。
家具としておしゃれ
北欧インテリアで有名なIKEAの商品なので、値段の割におもちゃにありがちな安っぽさがありません。
一つの木製家具として成立するため、インテリアにもなります。
場所を取る大きな子供用のおもちゃは、見た目によっては、リビングなどに置くことに抵抗がある方も多いでしょう。
この商品なら、リビングに置いていても違和感なく、インテリアとして溶け込みます。
おもちゃ収納用チェストとして使える
家具として使える大きさなので、扉の中に他のおもちゃを収納することができます。
この商品自体は大きいですが、他のおもちゃを入れられるので、結果としておもちゃ入れを買う必要がなくなります。
結構収納スペースは大きく、かえって部屋が広く使えます。
細かい機能も
一番上の扉は電子レンジになっています。
床に電子レンジのマークが付いており、料理を入れて電子レンジでチンする、といった真似事ができます。
また、コンロはIHを模したデザインになっています。
ボタンがそれぞれに付いていて、押すと光ります。
こういった細かい部分も作り込んであるため、子どもは一層楽しむことができます。
組み立ては?
IKEAの家具の大半は、自分で組み立てが必要です。
このおままごとキッチンは、一人で組み立て可能です(六角レンチなどは封入されており、ドライバーのみでOK)。
組み立てサービスを依頼すると、「基本工賃5000円+商品価格の20%」の追加料金がかかってしまうため、自分で組み立てる方がオススメです。
サイズが大きいので少し時間はかかりますが、それほど苦労せずに組み立てられます。
付属品を買うなら?
IKEAからは、このキッチンと一緒に購入すると良いおもちゃが多数出ています。
買うべきなのは、お鍋セットとキッチンツールのセットです。
同じIKEAの商品ですので、サイズ感はぴったりです。
キッチンツールは奥のフックにかけておくことができます。
一緒に購入しておくのが良いでしょう。
IKEAからは、キッチンに使える野菜のおもちゃも出ているのですが、こちらはあまりオススメできません。
包丁で切ることができませんし、品質もやや悪い印象です。
野菜を買うのであれば、絶対にボーネルンドの商品をオススメします。
木製ならではの程よい質感と重み、本物の野菜のようなつや、細かいところまでの作り込みや適度な大きさなど、他の商品とは比べ物にならないほど良い商品です。
おもちゃの包丁を使って切ることもできます。
マジックテープでくっついているので、磁石でくっつくタイプより、程よい力を加えて切るという動作がリアルに楽しめます。
また中央部分ではなく、あえて端が切れるようになっているところもリアルさを高めています。
もちろん小さな子どもが飲み込む心配のないサイズです。
キッチンでおままごとをするには、このおもちゃも必須でしょう。
今回は、最もオススメのおままごとキッチン、IKEAの木製キッチンを紹介しました。
おもちゃの収納にも使えますので、ぜひ早めの購入をオススメします。