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マグフォーマーの選び方、遊び方、メリット&デメリットとおすすめ商品を解説!

この記事を書いた人
ドクターちいく
医師

医師。私立中学・高校受験生の個別指導、東大・京大・医学部専門塾の元講師。 詳細はこちら

 

マグフォーマーは、ボーネルンド社の有名な知育玩具です。

本サイトでも子育て中の150人のアンケート調査で、オススメ知育玩具として大勢の人が選び、見事に1位に選出されました

150人が選んだ!本当におすすめの知育玩具、人気ランキング15選!買ってよかったおもちゃはこれ!

 

カラフルなピースが磁石でくっついて、様々な形のものを作ることができる、立体的なパズルのようなおもちゃです。

図形や立体への感覚を養う上では抜群の知育効果を持つ、世界的に人気のあるおもちゃと言って良いでしょう

買おうかどうか迷っている、という方のために、遊び方や実際に使った使用感、メリットをまとめてみます。

 

遊び方

三角形、四角形、五角形といった基本となる形から、扇型、球体の一部となるような湾曲したピースまであります。

これらを組み合わせて、様々な形のものを作っていきます。

設計図が掲載されたブックレット付いているので、それを見ながら子どもと一緒に簡単に作ることができます。

 

メリット

色々な立体をイメージできる

磁石はどんな方向からも反発しないような特殊な加工になっています。

かなり強く接着するので、多様な立体を作ることができます。

犬や像などの動物、家や車、ハート、カメラ、など子どもの想像力を豊かにするようなものがたくさん作れます

子どもと一緒に作っていると、そのうち子どもが一人で

「これはメガネだよ」

というようにオリジナルな形を作り出すこともあります。

ピースから、完成された立体図をイメージする能力を養えるのは大きなメリットです。

 

またレゴブロックなど一般的なブロックにはない、湾曲したピースがあるため、円や球(ボール)を作ることができます

円は90度の扇型を4つ合わせる

球は帽子のような半球を2つ作って合わせる

といった円や球の構造への感覚を小さな頃から身につけられます。

 

展開図をイメージできる

図形は算数でも大切な分野です。

幼い頃から立体の展開図をイメージする練習をしていると、算数に強くなります

 

設計図に書かれてあるのは全て展開図なので、まず展開図を作ってから、それを立体にする、という流れで作ることができます。

 

図形や立体への感覚は、算数・数学には必須です。

図形・立体の問題が得意なら、将来的に受験のとき間違いなく有利に働きます

幼い頃から理系脳を養うには、最適のおもちゃと言えます

 

色に親しむことができる

ピースは、青、赤、緑、黄色とカラフルなので、色の名前を覚えることができます

「あか」「あお」といった言葉を覚えながら、色々なものを作ることができます。

また、色に対する認識を養えます

たとえば、「家の屋根は赤で統一する」というような、豊かな色彩感覚を身につけることができます。

 

角が丸くて安全

全てのピースは角が丸くできています。

口の中に入れても怪我をすることはありません

また、小さなピースはないので、子供が飲み込む心配がありません

 

作例は豊富

ブックレットに掲載された作例は多種多様で、飽きることがありません。

また、慣れてくると完成図だけで望み通りの立体を作れるようになります。

「ゴールを見ながら必要な作業工程を推測する」というのは、子供にとって想像力を養う上で非常に大切です。

 

また、さらに慣れると、自力でオリジナルな立体を創造することもできるようになります

これは4歳の息子が作った「宇宙ステーション」です。

立方体、四角錐、半円柱、半球といった、算数に必要な基本立体の組み合わせですので、一見複雑なようですが、比較的シンプルな発想でできています

こういった立体を自由に作るのに必要なオススメ商品については、のちほど紹介します。

 

片付けやすいので場所をとらない

片付けるときは、同じピースを重ね合わせると磁石でピタッとくっつきます。

コンパクトにまとまるので片付けやすいのが特徴です。

また片付けるときは子供と一緒に同じ形を探して片付けることができます。

「四角を集めてみよう」

「五角形はどれかな」

と、片付けながら図形に対する感覚を身につけることもできます

 

デメリット

価格が高い

子供向けのおもちゃにしては高価です。

基本の1セットを買おうと思うと、1万円近くしてしまいます

どの方向からも反発しない特殊な磁石の構造が、値段の高さにつながっているようです。

 

磁石が強すぎると感じることも

子どもが簡単に複雑な立体を作れるように、磁石は強めに設計されています

変な形でくっついてしまうと、子どもの力では外しにくいことがあります。

目的の立体を作ろうとして、その途中で意図しないところがくっついてしまい、それを離そうとすると一から作り直し、となって子どもがとても残念がることがよくあります。

色々な図形を作れることはメリットではありますが、この点ではマイナスかもしれませんね。

MEMO
磁石の力が強い分、近づけると「カチッ」という音を立ててくっつきます。

子どもにとってはこれが一つの魅力とも言えます。

 

何ピースのものを購入すればいい?

マグフォーマーには、様々なセットがあります。

三角形や四角形といった基本形だけのものから、平行四辺形台形が含まれるもの、窓やタイヤがついたものまであります。

どれを買うべきか、悩む方も多いでしょう。

まずは基本図形、基本立体の学習のためにお、三角形と四角形が含まれるベーシックなセットを買うのがおすすめです

 

基本形のみ14ピースのもの↓

 

ただ、14ピースだと作れる立体が少ないので、少し物足りないかもしれません。

五角形を含む、より大きなものを作れる62ピースのものが最もおすすめです。

 

次に、球や円柱などが作れるセットを追加で買うのがおすすめです。

やはり円や弧、球といった図形、立体への発想を養うことは非常に大切です。

 

タイヤや窓などのパーツがあるものもありますが、子どもがマグフォーマーを強く気に入れば買っても良いかもしれません。

ただ、このタイプの商品なら、レゴブロックの方がバリエーションが豊富でオリジナリティの幅も広いため、優先順位は低いと言えます。

 

日本限定の「マグフォーマー ディスカバリーBOX」も有名な商品ですが、同様に特殊なパーツが多いので、シンプルな図形の組み合わせを学ぶには最適ではありません

シンプルな図形での遊びに飽きた時点で買い足すことを検討しても良いでしょう。

 

注意

こういう値段が高めのおもちゃは必ず類似品並行輸入品が出回ります。

問題なく遊べるという声もありますが、安全性は保証できません

子どもが長い期間使うことを考えて、ボーネルンド社から発売されている正規品の購入を強くオススメします

 

対象年齢は?何歳から遊べる?

マグフォーマーの対象年齢は、公式ホームページによると「3歳〜99歳」と書かれています。

これは、大人でも複雑な作品にチャレンジできるという、レゴブロックのような多様性を持つおもちゃだからです。

 

ただ、子供向けの知育玩具と考えると、現実的な対象年齢は「2歳〜6歳」といったところです。

後述するように、口コミで実際に使用されている方々の評判を聞いても、だいたいが2歳、3歳といった低年齢から5、6歳の小学生に入る前後くらいで使用しているようです。

逆に1歳だと立体構築が難しいため、遊ぶには少し早いでしょう。

 

口コミ

最後に、クラウドワークスでいただいた主婦の方々からの口コミを載せておきます。

みなさんは対象年齢を2歳から6歳と幅広く捉えています。

長く使えそうなおもちゃです。

参考にしてみてください。

 

マグフォーマーのレビュー

自分で想像しながら立体を組み立てるので、空間認識能力が育まれる。

カチッと音がして、カンタンにくっつけられるので子どもでも扱いやすい。

パーツがおおきいので、0歳の娘と一緒に遊ぶ時にも安心

 

対象年齢4-5歳にチェックしましたが、実際は3歳から大人までずっと使える優れものです。

というのも、大人が夢中になってしまいます。最初はくっつけたり並べたりするだけの遊びから、今は立体的なものを作るようになりました。

並べるのもただ並べるのではなく、色や形を合わせて「朝礼順に並んでるんだよ」と教えてくれます

立体的なものは「ケーキだよ」「お家だよ」など新しいものをどんどん作ります。

指先を使い、どうすれば作りたいものに似せられるのか考え、幼い頭をフル回転させてくれるおもちゃです。

積み木の進化版?といった印象です。

現在二人とも小学生ですが、今でも気が向くと遊ぶし、成長に伴い、凝った形のものを作成します。

算数の展開図などに役立ちそうなので、とても気に入っています。

磁石で簡単にくっつけられる積み木のようなおもちゃなので、小さい頃から大きくなるまでずっと楽しめる。

立体的な感覚を養うのによいと思う。

 

こちらのランキング記事もご参照ください。

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