子供の知育を鍛えられて、かつ家族みんなで遊べるおもちゃが欲しい、と思う方は多いでしょう。
そこでおすすめなのが、この「スティッキー」です。
HABA ハバ社 木のおもちゃ スティッキー HA4415 知育玩具
スティッキーはドイツ製の知育玩具で、1983年創業という歴史ある玩具ブランド「HABA(ハバ)」の有名な商品です。
HABAの商品には木製のおもちゃが多く、そのデザイン性や安全性が世界的に評価されています。
日本では特にこの「スティッキー」が有名で、テレビやネットなどでもよく紹介されています。
どんなおもちゃなのかを実際に使ってみて解説します。
スティッキーとは
スティッキーとは、3色のカラフルなスティックを円形の輪を通して固定して立てかけ、1本ずつそっと抜いていく、というゲームができるおもちゃです。
どの色を抜くかは、サイコロを振って決めます。
サイコロの目は、黄、赤、青になっていて、サイコロを順に振って出た目の色のスティックを引き抜きます。
スティッキーは微妙なバランスで立っているので、抜くスティックを慎重に選ばないと倒れてしまいます。
倒れた時点で、倒した人が負けです。
ポイントはスティックの太さ
ポイントは、黄、赤、青のスティックの太さが違うところ。
黄、赤、青の順に太くなり、それぞれ1ポイント、2ポイント、3ポイントとポイントが違います。
太い棒の方が、抜く時にバランスが崩れやすいので点数が高い、というわけです。
倒れた時点でゲーム終了で、その時点で点数の合計を計算し、高い点数の人が勝ちです。
バランスが取りやすいようにきちんと設計されていて、輪を通してスティック全体を捻れば、簡単に自立します。
最初に立てかけにくくて苦労したり、ゲーム開始早々に簡単に倒れてしまったり、ということはありません。
ゲーム性を高めるため、材質や表面の塗装がきちんと細工されているのです。
3歳から遊べるシンプルさ
とにかくルールがシンプルなので、3歳頃からパーティーゲームに参加できる、というのが最大のメリットです。
「サイコロを振って、出た目の色のスティックを抜く」
というルールは、小さな幼児でもすぐに理解します。
3歳程度であれば、一緒に参加することで達成感や充実感を味わえますし、家族と一緒に一体感を感じることもできます。
手先の知育につながる
目的のスティックを「バランスを崩さないようにそっと抜く」という動作は、手先の器用さが要求されます。
また、同じ色のスティックでも「どれを抜けば倒れないか」を考える思考力が身につきます。
抜こうとした時の、手に感じる微妙な抵抗感を頼りに抜くべきスティックを選ぶ過程が、手先の知育につながるといっても良いでしょう。
ちなみに、同様の「ドキドキハラハラ型」のおもちゃで有名なのは、「黒ひげ危機一発」です。
コンセプトは似ていますが、同じ3歳がこのゲームに参加すると、剣を刺す角度にコツがいるため、幼いうちは意外に扱いにくいと感じます。
また、「スティックをそっと抜く」といった微妙な操作はありません。
シンプルですが、スティッキーの方が知育玩具としては優れています。
豊かな色彩感覚を養う
スティッキーは、サイコロを振って出た目の色のスティックを抜く、というゲームです。
幼い頃から参加することで、色の名前を覚えたり、豊かな色彩感覚を身につけることができます。
単純に色と名前を一致させるだけでなく、指定された色のスティックに対して直接何かをする、という行為自体が子供の知育を考える上で大切です。
世界的に認められた安全性
HABAのおもちゃは、安全性が世界的に評価されています。
素材、製法に関して、おもちゃの安全性に関するヨーロッパの基準とアメリカの基準を満たしています。
塗装に使われているのは、溶剤を含まない水溶性のラッカーで、万一子供がなめても問題ないとされています。
幼児と一緒に遊ぶ上で、重要なメリットですね。
今回は「スティッキー」について解説しました。
早いうちからおもちゃを使って家族の絆を深める意味でも、3歳頃から購入するのがおすすめです。
HABA ハバ社 木のおもちゃ スティッキー HA4415 知育玩具