アンパンマンの「ブロックラボ」、通称「アンパンマンブロック」は、非常に人気の知育玩具です。
子育て中の方150人に行ったアンケート調査でもブロックラボは非常に人気が高く、第5位にランクインしています。
150人が選んだ!本当におすすめの知育玩具、人気ランキング15選!買ってよかったおもちゃはこれ!
同じブロック型知育玩具であるレゴブロックと比較されることが多いおもちゃですが、コンセプトはかなり違います。
私は、3歳頃までであればレゴブロックよりブロックラボの購入をオススメします。
(レゴデュプロとは互換性があるので、3歳以上なら子どもの好みに合わせてどちらでもOKです)
実際に使って感じたメリットや、おすすめする理由、レゴブロックとどちらを選ぶべきかなどについて解説してみたいと思います。
レゴブロックの解説はこちら↓
子ども向けレゴブロック デュプロは何歳から?おすすめの商品はどれ?
もくじ
親にとってわかりやすい
アンパンマンのブロックラボは、どう遊ばせれば良いか親が理解しやすい、というメリットがあります。
親が必ず読むようにと案内された「遊び方サポートシート」が添付されています。
ここにある「ブロック遊びの進化」という表を見ると、
「何歳でどのくらいの遊び方ができるのが一般的か?」
がわかるようになっています。
たとえば「1.5〜2歳なら顔と体のブロックをくっつけられる割合が20%~50%程度」といった具合です。
「遊ばせ方」が強引になりすぎず、適切なステップアップができる点では、親にとって大きな安心感があります。
(あくまでも目安で、個人差は見守るように、と注意書きはあります)
これを使えば、知育に詳しくなくても子供とのブロック遊びのアイデアが色々と浮かんできます。
1歳半〜3歳頃まで
人形遊びができる
1歳半から使えるファーストブロックでは、アンパンマンや仲間たちの顔と体の絵がブロックに描いてあります。
丸いアンパンマンが四角いブロックになっていても、子どもはちゃんとアンパンマンを認識することができます。
最初はブロックに慣れながら、人形遊びをすることができます。
レゴブロックでは、キャラクターよりもブロックというモノが重視されているので、人形遊びをすることは想定されていません。
組み合わせを学ぶ
ブロックのおもちゃがはじめてでも、いつの間にかくっついているブロックを離せるようになります。
次に親が顔と胴体のブロックをくっつけてあげると、自分でくっつける練習をするようになります。
ここでは、ブロックがキャラクターの顔と胴体であることが重要なポイントになります。
「もとのお人形に戻したい」という思いでブロックを触ることで、考える力や手先の器用さが身につきます。
体の絵から顔を見つけられるかをクイズにしてみたり、顔と体を交換して遊んだり、といったこともできます。
色を意識する
ブロックがくっつけられるようになると、次は、
「しょくぱんまんに黒い帽子をかぶせてみよう」
「アンパンマンを黄色いテーブルの上に置いてみよう」
というように、色を意識させてブロックを組み合わせる作業にチャレンジすることができます。
人形がブロックなので、「人形に他のブロックを組み合わせる」という、子供にわかりやすい遊び方ができます。
早いうちから遊び方の幅を様々に広げることができます。
1歳半から使えるファーストブロックのこの利点は、レゴブロックより圧倒的に優れたポイントと言えます。
3歳〜5歳頃まで
アンパンマンの世界観を作る
この頃になると、各キャラクターはブロックではなく、人の形をした本物に近い人形を使って遊ぶのが良いでしょう。
以下のように、人形だけでセットになった商品もあるため、ファーストブロックから始めた方は、3歳頃からこちらを買い足すのが良いでしょう。
こうした人形型ブロックを使うことで、体の部分の名前を覚えたりすることもできます。
また、パン工場などの建物の商品を買うのもオススメです。
こうしたおもちゃでアンパンマンの世界に入り込むことができます。
アンパンマンに出て来る色々な家や乗り物などを自力で作ることで、発想力を鍛えることができます。
シンプルなブロックとして遊ぶ
ブロックラボは、もちろんレゴブロックと同じようにシンプルなブロックとして遊ぶことができます。
色々組み合わせて様々な立体を作ることができます。
立体への感覚が身につき、算数にも強くなります。
とにかく安全
それぞれのブロックの大きさは、子どもが持ちやすく、かつ決して飲み込んだりはできない適度な大きさです。
子どもに一人で遊ばせていても、親は安心です。
ちなみに、写真の左はブロックラボ、右はレゴブロックデュプロです。
ブロックラボは、ブロックに星型の穴が空いています。
万が一、喉につまらせた場合でも空気の通り道となる設計になっています。
(実際には誤飲できる大きさではなく、また万が一詰まった場合、このくらいの小さな穴で窒息を完全に免れるのは難しいと思われます)
買い足して遊び方を多様に
次々ブロックを買い足すことで、多様な遊び方ができるようになります。
写真のようにブロックに絵や文字が書いてあるものを選べば、物の名前やひらがなを学ぶ使い方もできます。
また、レゴブロックの方を買い足すことも可能です。
上の写真のように、いずれも問題なく接続でき、互換性があります。
ただし、ブロックの高さに微妙な差があるため、繋げ方によっては少しのズレが生じる点だけ注意が必要です。
男の子・女の子問わず楽しめる
車や電車といった乗り物をメインにした商品や、お家やごっこ遊びをメインにした商品など、多様なものがあります。
男の子でも女の子でも、それぞれが好む商品のラインナップがあるのが魅力です。
そもそもアンパンマンというキャラクターも性別を選ばないので、きょうだいの性別が違う場合も、心配なく購入できます。
電車の商品↓
ブロックラボ アンパンマンとたのしいレールバケツ(ワールドブロックシリーズ)
ごっこ遊びができる商品↓
何歳から遊べる?
1歳半頃から買い与えることができます。
最初はブロックに慣れるだけですが、2歳頃からアンパンマンなどのキャラクターを認識できるようになります。
3歳を超えると、自分で立体的な構造を作れるようになります。
そのまま5歳頃まで長く遊ぶことができます。
年齢別おすすめの商品
1歳半〜3歳向け
まず、1歳半〜3歳で買うべき商品は、ファーストブロックと呼ばれるシリーズです。
対象年齢は「1.5歳から」となっています。
前述の通り、アンパンマンなどのキャラクターがブロックになったタイプです。
おそらくレゴブロックと比較してアンパンマンのブロックラボが圧倒的に優れていると感じるのは、このファーストブロックシリーズです。
お子様がこの年齢なら、まずブロックラボを買うのがオススメです。
おすすめは、片付けやすいワゴン(収納ケース)がついた商品です。
ワゴンがおもちゃ箱の代わりになり、ブロックを買い足してもここに片付けることができます。
子供と一緒に片付けることで、お片付けを学ぶこともできます。
まずは人形だけが欲しい、という方は以下のような商品が安く買えます。
ブロックラボ アンパンマン アンパンマンとなかまたちブロックセット(ファーストブロックシリーズ)
ただ、これを買った後に上のワゴンを買うとキャラクターのブロックが重複します。
評価の高いおもちゃですし、迷わず最初から上のワゴンタイプを買う方がおすすめです。
3歳〜5歳向け
3歳を過ぎるとキャラクターをしっかり認識し、建物なども自分で作り上げることができるようになります。
アンパンマンの世界観を楽しめる、ワールドブロックというシリーズを選びましょう。
初めてブロックラボを買う方は、片付けやすいようバケツ(収納ケース)がついた商品を購入するのがおすすめです。
例えば以下の商品は、アンパンマンに馴染みのあるパン工場の商品です。
以下の町と公園を含んだ商品も、生活の身近な知識を学ぶことができるためオススメです。
ブロックラボ アンパンマン たのしいアンパンマンタウンバケツ(ワールドブロックシリーズ)
いずれも、アンパンマンの世界観を楽しみながら、自分で建物を作っていく構成力を学ぶことができます。
いずれの商品にもバケツがついているので片付けは簡単で、新しくブロックを買い足してもバケツに収納していくことができます。
口コミ
知育玩具アンケートで実際にいただいた感想を参考として載せておきます。
ぜひ参考にしてみてください。
ブロックの大きさがちょうどよく、初めはブロックを2つ繋げる、慣れてくると犬や猫の形になるように繋げる、など年齢に応じた遊び方の説明書もあり、参考になりました。
2歳になった今でもブロックでおうちや、駐車場を作ったりして遊んでいます。
レゴブロックとも互換性があってつなげられるので、後で買い足しても大丈夫です。
(30代女性)
毎日夢中で遊んでます。
最初は並べたり、していただけでしたが自分で摘んだり、外したり、キャラクターの体と顔も上手に判別してくっつけてみたり。
いろんな形を作っては崩してを繰り返しています。
また子供にわかりやすい配色なため『あか』や『あお』なども理解して発語するようになりました。
(20代女性)
ブロック型の知育玩具を買うなら、ブロックラボは間違いなくオススメできます。
早いうちから購入しておくのがオススメですよ!
レゴブロックとの徹底比較は以下の記事をどうぞ!
レゴブロックとアンパンマンブロックラボはどっちを買うべきか?互換性は?