早いうちから子供にペンやクレヨンなどを持たせ、絵や文字を書かせることは大切です。
ペンを持たせることで手の知育ができ、絵を描くことによって想像力の発育につながります。
ただ、自宅でこうした練習を行う時に悩ましいのが、家具や床、手や服が汚れてしまうことです。
こんな悩みを解決できる、おすすめの知育玩具が「スイスイおえかき」です。
今回はこのおもちゃを実際に使用し、そのメリットをまとめてみたいと思います。
スイスイおえかきとは?
スイスイおえかきとは、水だけで簡単に絵や文字が書ける知育玩具です。
ペンには水を入れるだけ。
白いシートに自由に絵を描き、乾くと自然に消えます。
インクを使わないので、床や服が汚れることもありません。
初めてのお絵かきには最もオススメの商品です。
写真の商品は「はらぺこあおむし」のバージョンですが、他にもシートの大きさや、形、目的の異なる商品があります。
商品のラインナップとオススメの商品については後述します。
スイスイおえかきの遊び方
1歳〜2歳まで
1歳中頃でまだペンをうまく握れない時期は、手を使って遊ぶのがオススメです。
手に水をつけて手形をつけたり、指先に水をつけて絵を描いてみても良いでしょう。
手を汚さずに自由に自己表現ができ、早いうちから想像力を鍛えられるメリットがあります。
また、背景に絵が描かれてあるため、水をつけていくだけで絵が徐々に現れてくる仕組みになっています。
まだ自分で絵を描けない段階でも、このように塗りつぶしていくだけで絵が出てくるため、子供は楽しく遊ぶことができます。
上の写真を見れば分かるように、塗りつぶすとカラフルなラインと、様々な果物が登場してきます。
2歳〜3歳以降
ペンが安定して握れるようになると、専用のペンを使って絵を描く練習をしてみましょう。
写真は私の娘の1歳10ヶ月頃のものですが、まだ意味のある絵を描くことはできません。
それでも、ペンを持つ練習になっていますし、ペンを使って自分の好きなように描くことができる楽しみに熱中してくれます。
ペンの太さも最適で、2歳前後の手で握りやすいよう設計されています。
スタンプでも楽しめる
スタンプのアダプターを用いれば、色々な絵のスタンプを押すことができます。
まだ絵が描きにくい時期は、このスタンプをペタペタと押していくだけでも、子供は楽しんでくれます。
ペンの先に接続するだけで、ペンがスタンプに変わる仕組みです。
もちろんペンを使って描くのと同じように、ペン先の水が浸透してスタンプの先端が濡れる仕組みになっています。
商品によっては、スタンプが最初から付属しているものと、追加で購入する必要があるものがあります。
これについても後述します。
数字やものの名前も覚えられる
スイスイおえかきは、単純にお絵描きができるだけの商品ではありません。
周囲に絵と物の名前や、数字が書かれてあります。
文字や数字、物の名前を学習するツールとしても使えるのです。
指をさして、
「これは何かな?」
と言って答えさせてもいいし、ペンを持たせてイラストを見ながら果物や野菜などの絵を描いてみても良いでしょう。
また、文字や数字を見ながら書く練習をすることもできます。
これは「スイスイおえかき」の、単なるお絵描き帳にとどまらない大きなメリットです。
文字の練習方法
3歳〜4歳頃になり、安定してペンが持てるようになれば、数字や文字を書く練習をしましょう。
オススメは、親が文字を書いてあげて、それを真似させる方法です。
すでに書かれた文字を真似しようとすると書き順が分からずうまく書けないことが多いため、親が実際に書く姿を見て書いてもらうのがオススメです。
乾くと自然に消えますので、何度でも練習は可能です。
シートも十分な大きさがあるので、ノートに書くより大きな文字を書いて子供に理解させることができるのもメリットです。
二人でも一緒に遊べる
どの商品もそれなりの大きさですので、複数の子供が一緒に遊ぶことができます。
ペンを買い足して一緒に持たせ、二人で別の方向から遊んだり、一緒に絵を描いたりすることができます。
家に置いておくには、大きすぎず、小さすぎない、非常に最適なサイズだと感じます。
オススメの商品
「スイスイおえかき」の商品には様々なラインナップがありますが、オススメは以下の3種類です。
(どの商品もペンは1本しか付属しません。二人以上で遊ぶ時はペンを買い足す必要があります)
まず、シートが十分に大きく、ローラースタンプを含む4種類のスタンプが最初から付属している「NEWカラフルシート」が、内容としては最も充実しています。
物の名前やひらがなを学ぶこともできますし、100センチ×78センチと最も大きなサイズもメリットです。
ただし数字は書かれていません。
数字も一緒に学んだり、数を数える練習をしたい場合は、以下の2種類の商品がオススメです。
「はらぺこあおむし」と「おしゃべりトーマス」です。
スイスイおえかき かく! きく! かぞえる! おしゃべりトーマス
「はらぺこあおむし」は、これまで書いてきた通り、数字や物の名前、ひらがなを学ぶことができます。
「おしゃべりトーマス」は、数字の学習が重視されており、2ヶ所に1〜10までの数字が描かれています。
また、トーマスのおもちゃが付属しており、走らせると8種類の音がします。
シートに線路を描いて、その上を走らせて楽しむ、という遊び方ができます。
「はらぺこあおむし」は78センチ×78センチの正方形、「おしゃべりトーマス」は90センチ×65センチの長方形です。
この2つの商品にはスタンプが付いていないため、スタンプで遊びたい場合は別途購入が必要です。
前述の通り、いずれの商品にもペンは1本しか付いていませんので、二人以上で遊ぶ時は、この「ペンとスタンプセット」を購入すると良いでしょう。
今回は、「スイスイおえかき」についてまとめました。
初めてのお絵描きや文字の練習には最適です。
ぜひ早めに購入しておきましょう!
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