3歳〜4歳頃の幼児期に買うべき知育玩具としては、公文式の「NEWたんぐらむ」が圧倒的にオススメです。
「知育玩具を選ぶなら全員が必ず買うべき」と言っても良いと私は思います。
実際、子育て中の方150人に行なったアンケート調査でも、たんぐらむは多くの方が選び、8位にランクインしています。
150人が選んだ!本当におすすめの知育玩具、人気ランキング15選!買ってよかったおもちゃはこれ!
タングラム(Tangram)とは、もともと「正方形から切り出した7枚の板でさまざまな形を作る中国起源のパズル」のことです。
これをもとに、公文式が子どもの知育を目的に改良した形になっています。
温泉旅館でもよく見かけるおもちゃですが、こちらは子どもが楽しく学習できるように、驚くほど様々な工夫がされています。
「たんぐらむ」はなぜ買うべきなのか?
どんな知育効果があるのか?
実際に使ってみて感じたメリットを解説します。
もくじ
たんぐらむの効果とメリット
楽しく図形を学ぶ
たんぐらむは、3種類の直角三角形と、平行四辺形、正方形、2種類の台形の全7ピースで構成されています。
これらのピースを組み合わせて様々な図形を作っていきます。
木でできたピースを、色々な方向に向けたり、裏返したり、と試行錯誤しながら図形を形づくっていきます。
小さな図形から大きな図形を作る中で、考える力や、構成力、集中力が身につきます。
また、頭の柔らかい幼い頃から図形の感覚が身につくことは、算数が強くなる子どもにするには最適な方法です。
目的と達成感
図形を組み合わせる知育玩具としては、マグフォーマーやピタゴラスも人気です。
マグフォーマーの選び方、遊び方、メリット&デメリットとおすすめ商品を解説! ピタゴラスとマグフォーマーはどっちを買うべき?違いと実際に使ってみた感想
これらのおもちゃとたんぐらむの大きな違いは、
目的とする形がわかりやすい
正解に向かう過程にトライアンドエラーがある
完成した時の達成感を子どもが感じやすい
という3点にあると考えます。
たんぐらむでは、図形が切り抜かれた厚紙(ガイドボード)に、ピースをはめ込んでいくことになります。
つまり、目的の図形は実寸サイズで示されています。
ピースをそのままはめ込んでいくので、目指すべき到達点が子どもにも明らかにわかります。
ガイドボードのおかげでずれにくいので、手先がまだおぼつかない子どもでも目標にスムーズに向かうことができます。
また、実際に置いてみてそれが誤りだったとき「この置き方が間違っている」と子どもはすぐに気づき、違う方法を試すことができます。
この明らかな「正誤の違い」がある、というパズル性が、マグフォーマーやピタゴラスとは異なるたんぐらむのメリットです。
(マグフォーマーやピタゴラス、レゴブロックなどはオリジナルの形を目指せるので、そこに「正解」や「間違い」はありません)
また「はめ込み式」なので、ピタッとはまったときの子どもの感じる達成感は大きいものです。
試行錯誤の過程での努力と、正解を得た時の達成感というセットが子どもの向上心を磨きます。
図形のバリエーションが多い
ガイドボードにはめ込んでいくタイプの作例が20種類あり、さらに冊子に46種類の作例があります。
つまり全部で66種類という、多彩な図形を作ることができます。
3歳頃は、厚紙にはめ込むタイプがわかりやすいので、こちらからまず始めるのが良いでしょう。
慣れてくれば、冊子の方に移行し、さらに豊富な図形にチャレンジしていきます。
冊子の方の作例も実寸サイズなので、直接ピースを置いていくことができます。
大きな図形だと大人でも苦労するほど難しいものがあり、慣れてくると頭の柔らかい子どもの方が正解を言い当てます。
幼い頃から図形に触れておくことがいかに大切かを思い知らされます。
木でできて安全
ピースは、子どもが持ちやすい適度な大きさと分厚さです。
小さな子が飲み込んでしまう心配もなく、怪我をするほど尖ってもいません。
安全で遊びやすいのは大きなメリットです。
片付けも楽しく
最後は正方形のますに全部のピースを片付けていきます。
片付け方は10種類以上ありますが、うまくはめ込まないときっちり片付けることができません。
子どもと色々考えながら片付けることで、学びながらの片付けができます。
注意点
図形の型となるガイドボードはそれなりに分厚いのですが、子どもでも簡単に折り曲げてしまえる硬さです。
下に小さな兄弟(1歳〜2歳)がいる場合、ガイドボードを折り曲げたり破いたりする危険性があります。
上述した通り、たんぐらむはガイドボードにはめ込むことが重要なおもちゃです。
これが破損すると大きなメリットが失われてしまいます。
小さな子がいる場合はテーブルの上でやるなど工夫が必要でしょう。
何歳から使える?
たんぐらむは、ある程度ピースが図形として認識できる年齢から使い始めるのが良いでしょう。
早くて2歳、3歳〜4歳くらいになると自力で遊べるようになります。
2歳、3歳頃は、親が手伝ってあげるのが望ましく、子供に考えさせて答えがわからなければ親がヒントを出す、という流れがオススメです。
他商品との比較・おすすめ商品
他の種類のタングラムも発売されています。
これらを比較しつつ、どれがオススメかについても解説しておきます。
アンパンマン NEW天才脳パズル
知育玩具ランキングでは、こちらの商品を選んだ方もいましたが、公文式のたんぐらむの方が人気でした。
アンパンマンのタングラムも、公文式のものとピースは全く同じ7種類です。
ガイドボードは20枚、冊子の例題は60問と、アンパンマンの方がやや問題数が多いです。
ただ、子どもはガイドボードをメインに遊ぶので、冊子の例題が多いことはそれほど大きなメリットとは感じません。
私は個人的には、絵柄で動物や乗り物など様々なものの名前を覚えることができる公文式のたんぐらむの方をオススメします。
アンパンマンの方の絵柄はアンパンマンの世界観にまつわるものですので、アンパンマンが好きでこちらの方が興味を持ちそう、という子どもにはおすすめできるでしょう。
NEW さんかくたんぐらむ
くもん式から販売されている、三角形1種類のピースが8個で構成されたタングラムです。
24枚のガイドボードと、冊子に40種類の図形があり、こちらも作例は豊富です。
通常のたんぐらむに比べると、全てのピースが同じ形なので、難易度が低いおもちゃになっています。
1歳頃からタングラムで遊ばせたい場合はこちらがオススメです。
ただ、やはりタングラムのメリットは、台形や平行四辺形、正方形など多彩な図形への認識を高めることにあります。
最終的には、スタンダードなタイプのタングラムを買うのがオススメです。
口コミ
本サイトで行ったアンケート調査でいただいた口コミを掲載しておきます。
ご参考にしてください。
2歳の時に買いましたが、使い方がわかるようになると楽しいらしく、7歳くらいまで遊んでいました。
作りもしっかりしていて木の手触りも優しいし、長く遊べておすすめです。
(30代女性)
小さい子から大人まで年齢を問わず楽しめます。
木でできていますので、子どもにも優しく、インテリアとしても様になります。
(30代女性)
今回は、公文式のNEWたんぐらむについてまとめました。
どんな子どもにもおすすめできる知育玩具ですので、ぜひ購入してみてください。
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