おままごとキッチンを買うなら、野菜も必ずセットで買うべきです。
野菜を包丁で切ったり、皿に盛ったり鍋で調理したりするのを模倣することで、子どもは想像力を鍛えられます。
親の料理する姿を見よう見まねで実践し、社会性を身につけることもできるのです。
しかし、おままごと用の野菜にはたくさんの種類があります。
どれを選べばいいのか分からない、という方も多いでしょう。
この記事では4種類の商品を実際に使用し、それらを徹底比較します。
ぜひ最後まで読んでいただき、お気に入りの商品を選んでみてください。
なお、「おままごとキッチン」そのものは以下の記事で紹介しています。
最もオススメはこれ!IKEAのおしゃれな子供用木製おままごとキッチン
ボーネルンドの「ボーネシェフ」
最もおすすめできる商品が、この「ボーネシェフ」です。
ご存知の通り、ボーネルンドは世界に名だたる知育玩具ブランド。
安心・安全で、豊富なラインナップの商品が揃っています。
おままごと用の野菜も、とても秀逸な商品です。
まずボーネルンドの他の商品と同じく、非常に上質な木製です。
木のおもちゃは温かみがありますし、プラスチックより重みがあり、子どもにとっては遊びがいがあります。
切るときにもしっかり手で掴みやすく、小さな手でも扱いやすいのも利点です。
また、ペインティングも非常に上質で、細かなシワ、窪みまで再現されています。
本物の野菜のようにツヤがあり、子どもは実際に料理をするように、おままごとに没頭することができます。
(※写真はずいぶん長い間使用したものなので、少し塗装がハゲています)
さらに、ボーネシェフの最大の特徴は、切るラインが中央からややずれていることです。
あえてずらしていることで、本当の料理に近い切り方を実現しているのです。
切れ目はマジックテープでくっついています。
切るときのザクっとした感触が本物に近いため、後述する磁石型の商品よりこちらの方が断然おすすめです。
迷った時は、このボーネシェフを購入しておけばまず間違いありません。
エド・インター「ままごといっぱいセット」
エド・インター社は、木のおもちゃを専門に作っている有名な知育玩具メーカーです。
日本の幼児教室から生まれたブランドで、上質かつ知育効果の高い商品がたくさんあります。
こちらも、木製のずっしりした感触と温かい雰囲気がすばらしい商品です。
ボーネシェフと違い、こちらの商品は切るラインが複数あったり、まな板と包丁が2種類ついていたりと、遊びの幅が広がる仕組みになっています。
野菜だけでなくパンもあるため、パン切り包丁でパンを切って皿に盛ることもできます。
ペインティングや表面の加工はボーネシェフほど細かくはないですが、それでもツヤが綺麗で本物に近い外観です。
切れ目はボーネシェフと同じくマジックテープ。
切る時のザクっとした感触を体験できるのは同じです。
IKEA 「DUKTIG(ドゥクティグ)」
オススメの「おままごとキッチン」として真っ先にあげられるのはIKEAのDUKTIGなのですが、併用する野菜はかなり”イマイチ”です。
まず、包丁で切るということができません。
材質は木製ではなく、布製。
軽いため、持った感触もリアルではありません。
ニンジンは3本セットでくっついており、分離できません。
その分、投げたり壁にぶつけても傷ついたりしませんし、怪我をする心配もない、という利点はあります。
たくさん野菜があると遊びの幅も広がりますし、安い商品なので、追加で買いたい場合は購入を検討してもいいかもしれませんね。
CARLORBO「おままごとセット」
CARLORBO(カーローボ)は中国の知育玩具ブランドです。
この記事のラインナップでは最も安価でありながら、質は高くコスパのいい商品です。
木製でしっかりした手触り、綺麗なペインティング、包丁で切りやすい大きさ、など、おままごとに使用するには十分な特徴を備えています。
また、野菜だけでなく果物もセットになっています。
ボーネシェフやエドインターの商品には果物がないため、追加で購入するにはいい商品でしょう。
ただし、最大の欠点は切れ目がマジックテープではなく磁石であることです。
ザクッとした抵抗がなく、軽く切り離すことができます。
軽い力で済む分、1歳半頃から使用することができますが、2歳〜3歳頃になってくると少し物足りなくなってきます。
やはり最初に買うならマジックテープの商品がオススメです。
というわけで、おままごとキッチンに使用できる野菜を紹介しました。
迷ったらボーネルンドの「ボーネシェフ」をまず購入するのがオススメです。
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