プラレールは、50年以上前からある有名すぎるほど有名な鉄道玩具です。
鉄道のおもちゃは他にも色々あるものの、日本における人気や知名度では、プラレールに勝るものはないでしょう。
プラレールを実際に使って感じる利点や、その知育効果、子供に買ってあげるべき理由をまとめてみたいと思います。
なお、最後にオススメの商品を載せていますので、それだけを見たい方は以下の目次をクリックしてください。
もくじ
レールを組み合わせるパズル性
プラレールは、レールパーツを組み合わせて好きな線路を作り、そこに電車を走らせるおもちゃです。
直線や曲線、ふた又になったレールを組み合わせ、円や楕円を作る過程で、パズルのような思考力を鍛えることができます。
また図形に対する感覚を養い、算数に強くなります。
実際、子供に線路を作らせると、うまく円にできなかったり、思うような形にできず、試行錯誤しています。
こうしたパズル性は、プラレールの隠れたメリットの一つと言えます。
実際の電車を知り、地理に強くなる
プラレール特有の利点は、何と言っても日本製であり、電車が実在するということでしょう。
例えば、上の写真の左は東海道新幹線「N700A」と呼ばれる電車です。
右は、関西国際空港と大阪の都心、難波をつなぐ、南海電鉄の特急列車「ラピート」です。
こうした実在する電車のラインナップがたくさんあるのです。
また、パッケージには「どこからどこを走る電車か」ということが地図とともに書かれてあります。
子供はこうした過程で地理に興味を持てますし、知識も増え、社会科に強くなります。
これは、海外の鉄道玩具では決して得られない、素晴らしいメリットと言えます。
電池は1個で速い
プラレールの電車は、ブリオなど海外製の鉄道玩具に比べると、走行速度がかなり速いという特徴があります。
自分で作った線路の上で電車を高速で走らせる楽しみに、子供は夢中になります。
また、速さは2段階で調節できるため、2〜3歳頃で速く動く電車を扱いにくい時は、遅く走らせることができます。
しかも、電池は単三1個とコストパフォーマンスも良いのが利点です。
トミカと接続できる
同じタカラトミー社のおもちゃ「トミカ」とも接続ができます。
車を使ったおもちゃと、電車を使ったおもちゃを連携することで、さらに楽しみが膨らみます。
これらを組み合わせていくことで、一つの町を作ることができ、子供の創造性をさらに磨くことができるのです。
日本製であること、同じ会社の人気商品が存在することがこうした遊びの広がりを可能にしています。
トーマスの商品も楽しめる
プラレールには、実在する電車だけでなく、トーマスの製品もあります。
「きかんしゃトーマス」の世界観そのままに、プラレールを楽しむことができるのです。
トーマスというキャラクターが好きな子供であれば、実在する電車を買うより夢中になってくれるかもしれません。
こうした遊び方の幅も、プラレールの大きな利点です。
プラレール博でさらに楽しみが広がる
主に大阪と東京で、毎年プラレール博が開かれています。
プラレール博では、プラレールの巨大なジオラマを見ることができ、レールのレイアウトを参考にすることも可能です。
また、記念品として無料で一人1個、記念の列車をプレゼントしてもらえます。
プラレールを使った様々なアトラクションがあったり(かなり混みますが)、プラレール博での限定商品が販売されたり、と大人も楽しめる素晴らしいイベントです。
普段プラレールで遊んでいれば、子供はイベントを大いに楽しんでくれます。
ちなみに、プラレール博に行く際は、前売り券を購入しておくのがオススメです。
コンビニで簡単に買うことができ、チケットは1割ほど安くなります。
たいていイベントの数週間前に販売が打ち切られてしまうので、事前に日程を確認し、早めに購入しておく必要があります。
また、当日はかなり混雑します。
駐車場もかなり混みますので、車で行かれる場合は早めに行くのがオススメです。
おすすめ収納方法
プラレールが増えてくると、自宅で結構スペースをとります。
収納に困る、という方も多いのではないかと思います。
カラーボックスなどの収納ケースを利用したりする方も多いかもしれませんが、私の家では上の写真のようなおしゃれなカゴを使っています。
単品はこちら↓
プラレールは、ブリオなどの海外製の鉄道玩具と比べると、青いプラスチックがややおしゃれさに欠けます。
カゴに入れていると、インテリアを邪魔しないというメリットもあるのです。
何歳から?注意点(デメリット)とは?
プラレールは、2歳、3歳程度から使用することができますが、おそらく十分に楽しめるのは4歳頃からと考えています。
理由は2点あります。
一つ目は、やはり電車の速度が速く、小さな手で扱うのが結構大変であることです。
速すぎて追いつかず、脱線させてしまうこともあります。
速度スイッチも小さく、2、3歳の手でオンオフするのは少し大変です。
二つ目は、パーツが小さく、飲み込む心配があることです。
例えば、人形パーツのサイズ感はこんな感じです。
かなり小さいことが分かると思います。
ちょうど大人の人差し指の第一関節までくらいの大きさですので、小さい幼児は簡単に口の中に入れてしまえます。
ブリオの人形は、この倍くらいの大きさですので、2、3歳程度ならブリオの方が向いていると言えます。
(ブリオは電車の速度もプラレールよりずいぶん遅いです)
ちなみに、レゴブロックの幼児用「デュプロ」の人形と比較してもプラレールの人形はかなり小さく、やはりプラレールは、4歳、5歳、6歳程度の使用を前提に考えた方が良いと思われます。
おすすめの商品
プラレールには様々な商品があるので、どれを買えばいいか迷う方も多いでしょう。
最初に買うべきなのは、やはりベーシックセットです。
N700A新幹線のベーシックセット
E5系新幹線はやぶさのベーシックセット
プラレール レーンがクロス! E5系新幹線はやぶさベーシックセット(1セット)
E7系新幹線かがやきのベーシックセット
きかんしゃトーマスのベーシックセット
また最近発売され、人気となっているドクターイエローのセットもオススメです。
プラレール レバーでダッシュ!! 超スピードドクターイエローセット(1セット)
ドクターイエローは、プラレール史上最速の電車で、最も売れ筋です。
ちなみにドクターイエローとは、新幹線の軌道や電気設備を検査するための事業用車両として現実に活躍している電車です。
トミカを持っている、あるいはこれから購入予定の方は、トミカと接続できる商品もオススメです。
踏切の仕組みを学べる踏切セット
プラレール トミカと遊ぼう! くるぞわたるぞ! カンカン踏切セット(1セット)
駅ビルと連結する上下2つのプラットフォームを持つ商品
商業施設や車が入るロータリーと接続することで、学びの幅はさらに広がります。
立体的なパズル性があるのも利点です。
※このメガ駅ビルは、2019年日本おもちゃ大賞で特別賞を受賞した有名な商品です。
ちなみに、こうした立体的な路線を作るには、支えとなる橋脚パーツと坂道のレールが必要です。
おすすめは以下の商品です。
プラレール のぼりおりを楽しもう!坂レールセット(1セット)
坂道を作って2レールを交差させるような複雑な路線を作るには、それなりのパーツ数が必要になります。
ベーシックセットに追加してこの商品を購入すれば、それが可能になります。
今回はプラレールについて詳しくまとめました。
海外製で最も有名な鉄道玩具「ブリオ」は以下の記事でまとめています。
BRIO(ブリオ)の木製レール|インテリアにもなるおしゃれな電車のおすすめ知育玩具
ブリオとの比較記事はこちら!
プラレールとブリオ木製レールはどっちを買うべき?互換性と違いを徹底比較!
プラレールと一緒に使えるシンカリオンはこちら!
シンカリオンの知育効果とは?プラレールとしても使えるおすすめロボット型おもちゃ