粘土を使ったおもちゃはたくさんありますが、おそらく最も有名なのが「プレイ・ドー」シリーズです。
プレイドー こむぎねんど キッチンシリーズ ねんどでスーパーマーケット
70年以上も前からある伝統的なおもちゃで、アメリカで生まれたブランドです。
アメリカでは知育教材として広く知られており、幼稚園など教育機関でも使われています。
今回はこのプレイ・ドーを実際に購入し、使ってみた感想や知育効果について紹介します。
プレイ・ドーとは
専用のキットを使い、カラフルなこむぎねんど(小麦粘土)で様々なものを作ることができるおもちゃです。
主には「食べ物を作る」というのがコンセプトで、豊富な色の粘土を使って、料理をするように粘土遊びを楽しむことができます。
アイスクリームやハンバーガー、ホットドック、パスタなど、作れるものは多種多様です。
粘土を使って創作することで手先の知育になりますし、自由に好きなものを作ることで想像力を養うことができます。
小麦でできた粘土はやわらかくて成形しやすく、小さな子供でも扱いやすいのが特徴です。
色彩感覚も豊かに
プレイ・ドーの粘土は、とにかくカラフルです。
鮮やかな色合いの、多種多様な色の粘土がセットに含まれており、豊かな色彩感覚を養うことができます。
また、使える色が豊富なので、自由な発想で好きな料理やおやつを作ることができます。
上の写真はアイスクリームを作るセットです。
小さなカップとコーンに小さなスプーンが付いています。
粘土でアイスクリームを作り、「アイスクリーム屋さんごっこ」などをすることで、社会性を磨くこともできます。
子供によっては、早い段階で料理に興味を持つこともできるでしょう。
さまざまな形を作れる
一つのおもちゃに、複数の形が作れる部分があります。
例えば、このアイスクリームメーカーは、
ソフトクリームを作る部分
2種類の粘土をまぜてダブルアイスクリームを作る部分
小さなチョコチップを作る部分
星や花、蝶、ドーナツなど、様々な形のクッキーを作る部分
など、さまざまな機能を持ちます。
いずれの商品も、1台で色々な用途に使えるのが特徴です。
兄弟で一緒に楽しむことができるのもメリットでしょう。
お片づけと掃除も簡単
粘土遊びは、床や服が汚れることを心配される方も多いと思います。
プレイ・ドーの粘土は、小さな塊になると、短時間でカラカラに乾きます。
床にべったり張り付いて取れない、ということはあまりありません。
簡単に剥がせますし、遊んだ後に掃除機をかければ、すぐに床は綺麗になります。
片付けと掃除が簡単なのは、重要な利点です。
やや力がいるのはデメリット
小麦粘土はやわらかいとはいえ、上から押さえて絞りだすような動作は、それなりに力がいります。
3歳〜4歳から使えることができるおもちゃですが、少し親の手伝いが必要な部分もあります。
慣れるまでは少しコツが必要ですので、親と一緒に遊ぶのが良いかと思います。
粘土遊びは何歳から?
プレイ・ドーの対象年齢は3歳からです。
早いうちから創造力を鍛えるためにも、3歳〜4歳頃からの購入がおすすめです。
幼稚園の時の誕生日プレゼントなどに最適でしょう。
逆に、1歳〜2歳の頃は粘土を使った創作自体が難しいですし、粘土を食べたりする恐れもあるため、おすすめできません。
出産祝いにはあまり適さないでしょう。
プレイ・ドーにはたくさんの商品があります。
魚や野菜などが作れるベーシックなタイプの「スーパーマーケット」
プレイドー こむぎねんど キッチンシリーズ ねんどでスーパーマーケット
スパゲティーや色々な形のパスタが作れる「ヌードルマニア」
コンロを使って料理を模倣しながら楽しめる「リングコンロ」
オーブンを使ってパイやクッキーを作る「マジックオーブン」
今回この記事で紹介した「アイスクリームメーカー」
子供の好きな食べ物、作りたい食べ物に合わせて商品を購入すると良いかと思います。
迷った時は、ベーシックなスーパーマーケットがおすすめです。
使っているうちに粘土は固まってしまうなどして減ってきますが、随時、買い足すことができます。
8色で1000円程度と安価で購入できるので、足りなくなれば購入すると良いでしょう。
こちらの記事もご参照ください。
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