4歳になると、思考力や創造力が豊かになり、自力で独創的な遊びができるようになります。
知育玩具を買う際には、こうした4歳児の特性を生かし、さらに伸ばすことができるものを選ぶべきです。
しかし、知育玩具には種類が多く、何を選べばいいのか分からない、という方も多いのではないでしょうか?
そこでこの記事では、4歳の時に買うべき知育玩具を7種類だけ厳選して紹介したいと思います。
全て私が自分の子供のために使用したもので、知育効果を実感し、自信を持ってオススメできる商品だけを選んでいます。
ぜひご参考にしていただければと思います。
4歳向けおもちゃの選び方
4歳児の特性としては、
・想像力が豊かになり、独創的な遊びが可能になる
・言葉を使ったコミュニケーションが上手になる
・模倣が得意になり、ごっこ遊びができる
・手先が器用に使える
といった点が挙げられます。
もちろん子供によって発達の速度に違いはありますが、おおむね上述のポイントを伸ばすことができるようなおもちゃを選ぶべきでしょう。
ここでは、こうした4歳児の特性に合わせたおもちゃを6種類紹介します。
男の子、女の子いずれも使用できるものを選んでいます。
第1位 ピタゴラスひらめきのプレート
「ピタゴラスひらめきのプレート」は、日本の有名知育玩具ブランド「ピープル」の知育パズルです。
「知育玩具といえばピタゴラス」と考える人も多いくらい、知育玩具としては定番の商品です。
正方形、二等辺三角形、直角三角形など、さまざまな形のプレートを、磁石を使って接続し、立体を作ることができます。
立方体、直方体、三角錐など、数多くの立体を子供は自分で作り上げることができるようになります。
図形や立体への感覚を早いうちに見つければ、算数に強くなります。
将来的にもかなり有利でしょう。
また以下のように展開図を容易に学ぶこともできます。
展開図から立体を組み立てる
立体から展開図に戻す
といった作業を行うことで、立体と展開図の関係が頭に入りやすくなります。
プレートごとに色も異なりますので、展開図と立体の面の位置を一致させる際にも便利です。
まさにプレート型知育玩具としては、きわめて秀逸だといえます。
とにかく早めに購入しておくのがおすすめです。
実際に使った詳細なレビューは以下をご覧ください。
ピタゴラスひらめきのプレートをおすすめする理由|算数に強くなるおもちゃ
第2位 プラレール
プラレールは50年以上前からある、日本生まれの有名な鉄道玩具です。
プラレールは、
レールを組み合わせて一つのサークルを作るパズル性
レールの上で電車を走らせて楽しむ独創性
といった鉄道玩具特有のメリットがあるだけでなく、
実際に全国各地で利用されている電車の名前を覚えられる
地理に強くなる
自動車玩具であるトミカと連結できる
といった、日本生まれであるがゆえの秀逸な知育効果を持っています。
ブリオを筆頭に、海外製の有名な鉄道玩具はたくさんありますが、実際のリアルな地理を学ぶことができるのは、日本製のプラレールだけです。
また、同じタカラトミー社が作るトミカとも連結できるため、さらに世界観は広がります。
踏切など、鉄道と道路の関係を学んだり、一つの街を創造したりと、学習効果は抜群です。
レールを買い足すことで、さらに遊び方は広がります。
電池を入れてレール上を速い速度で走らせたり、レールをつないだり、といった動作にはある程度手先の器用さが必要です。
年齢としては、4歳以上であることが望ましいでしょう。
3歳以下であればブリオの方がおすすめです。
ブリオについては以下参照ください。
BRIO(ブリオ)の木製レール|インテリアにもなるおしゃれな電車のおすすめ知育玩具
最初に買うのであれば、おすすめは以下のベーシックセットです。
必要なピースが一通り揃っています。
プラレールの詳細なレビューはこちら!
プラレールは何歳から?注意すべき点とおすすめ商品・おしゃれ収納方法
第3位 カプラ
カプラ(KAPLA)ブロックも、知らない人がいないくらい有名なフランス生まれの知育ブロックです。
レゴブロックのような知育ブロックと異なるのは、ピースがシンプルな一種類の木片であることです。
ピースとピースが固く接続するのではなく、積み重ねるだけで様々な造形が可能な形状になっています。
(出展)カプラ公式ホームページ
ピースの摩擦力だけでかなりの高さまで安定して積み上げることができます。
接続がない分、作れるもののバリエーションは無限大です。
豊かな創造力を鍛えることができます。
一つ一つは軽く、小さな手でも扱いやすいのですが、ややバランス感覚や器用さが必要なため、おすすめの年齢は4歳としました。
ただ、積み重ねずに平面で遊ぶことも可能ですので、3歳以下の段階で購入しておくのも悪くはないでしょう。
ピースの縦横は正確に「1(厚さ):3(幅):15(長さ)」となっているため、上の写真のように正確に並べることができます。
余談ですが、カプラを使った作品での大人向けの競技会は世界的に有名ですが、高さの世界記録は18m40cmで、ギネス記録にもなっています。
実際に使った詳細なレビューは以下をご覧ください。
KAPLA(カプラ)ブロックは何歳から?おすすめの遊び方を紹介!
第4位 くるくるレッスン
4歳頃になると、時間や時刻の概念が身についてきます。
時計の読み方を学ぶには、ちょうど良いタイミングです。
そこでおすすめなのが、この公文式の「くるくるレッスン」です。
公文式から出ている知育玩具は秀逸なものが非常に多いのですが、この時計のおもちゃも、細かい部分まで作り込まれています。
重要なメリットとしては、
青い針(長針)と赤い針(短針)が自分で動かせる
文字盤の「時」と「分」が赤と青で識別しやすい
慣れてくると、専用のカバーで分の数字を隠せる
といった仕組みです。
これによって、効果的に時計の読み方を学ぶことができます。
また、下にデジタル表示があるため、時刻をデジタル数字で確認することも可能、といったメリットもあります。
このデジタル表示はレバーで隠すこともできるため、
アナログを見てクイズを出し、カバーを開けて正解を確認する
といった学習の仕方も可能です。
価格も1000円前後と非常に安いため、時計を学ぶ4歳頃にこれを買っておくと良いでしょう。
実際に使った詳細なレビューは以下をご覧ください。
子どもに時計の読み方を教えるおすすめおもちゃ|くもんの「くるくるレッスン」
第5位 ゆびなぞりカード
こちらも公文式の知育玩具「ゆびなぞりカード」です。
4歳になると、ひらがなを「読む」だけでなく、「書く」力も鍛える必要があります。
しかし鉛筆を持つことに慣れていないうちは、書く練習もままならない、ということもあるでしょう。
このゆびなぞりカードは、ひらがなを指でなぞることによって、書く練習に代わるトレーニングができる、という優れものです。
紙はやや分厚く、文字の部分が凹んでいるため、指でなぞりやすくなっています。
また、それぞれに番号が付いているため、書き順を学ぶことも可能です。
「いぬ」「ひこうき」「きつね」など、頭文字に該当する単語とイラストも付いているため、ものの名前を学ぶことができます。
さらには、ひらがなの横に英語も書いているため、同時に英語学習も可能、と盛りだくさんな内容になっています。
基本的には、この知育玩具を使って「ひらがなを書く力」をまず重点的に鍛えるのがいいでしょう。
実際に使った詳細なレビューはこちら。
ひらがなの読み書き学習に最適!公文式「ゆびなぞりカード」
第6位 メディカルセット
知育玩具メーカーとしては世界的に有名な「フィッシャープライス」のメディカルセットです。
4歳頃になると、さらに複雑な「ごっこ遊び」が可能になります。
社会性が身につき、言葉によるコミュニケーションができるようになるためです。
中でもおすすめなのが、このメディカルセットを用いた「お医者さんごっこ」です。
子供はみんな幼い頃に病院で医師や看護師と触れ合います。
定期検診やワクチンの予防接種などがあるため、大人より頻繁に白衣のスタッフと接する、と言えるでしょう。
よって、知育玩具でこうした体験を味わうことは、想像力を鍛える大きな動機になります。
また、病院で使われる道具や医療行為を知ることで、病院に対する恐怖心の軽減に繋がります。
聴診器や注射、様々な診察道具に対して、心の慣れを作ることができるでしょう。
こうした点でも、ごっこ遊びならメディカルセットが最もおすすめです。
実際に使った詳細なレビューはこちら。
お医者さんごっこにオススメおもちゃはこれ!フィッシャープライスメディカルセット
第7位 スティッキー
3色の太さの違う3種類のスティックを、丸い輪だけで固定された状態から一本ずつそっと抜いていく、というパーティーゲームです。
サイコロを振り、出た目の色のスティックを抜くのがルールです。
太さに応じて点数が違い、太いほど点数が高くなります。
バランスが崩れて倒れてしまったら、そこで終了。
手持ちの点数が最も多い人が勝ちです。
手先の器用さや色の感覚を養える上に、ルールがシンプルなので3〜4歳でも簡単に参加できます。
家族みんなで遊べる知育玩具、というと他にあまりないので、その点ではかなりオススメの商品です。
HABA ハバ社 木のおもちゃ スティッキー HA4415 知育玩具
実際に使った詳細なレビューはこちら。
スティッキーはどんなおもちゃ?子供もできるおすすめパーティーゲーム
以下のページもご参照ください。
150人が選んだ!本当におすすめの知育玩具、人気ランキング15選!買ってよかったおもちゃはこれ!