知育玩具を選ぶなら、ブロック型のおもちゃは外せません。
しかし、年齢に応じて最適な商品が異なるため、購入の際には注意が必要です。
例えば、1歳になる前の段階から接続の難しい細かな知育ブロックを買ってしまうと、知育効果は十分に得られません。
誰かにプレゼントする時も、相手の年齢に応じた商品を慎重に選ぶ必要があります。
しかし、ネット検索で出てくる「おすすめランキング20選」などの膨大な内容の記事では、
あまりに選択肢が多すぎてかえって選びきれない!
という方も多いのではないでしょうか?
また、おもちゃを実際に使用したことのない方のまとめ記事では、実態が分かりにくいというデメリットもあります。
そこで今回は、おすすめの知育ブロック「10種類」を厳選し、年齢に応じて紹介します。
全て私自身が子供に実際に使用した感想を載せていますので、ぜひ参考にしていただければと思います。
もくじ
知育ブロックの効果と利点
知育ブロックを使う際の学びとしては、
・説明書や写真に描かれた立体を見て、それを目指してピースをつなぎ合わせていく
・自分で目標となる立体を想像し、「その通りに作るにはどうピースを繋ぎ合わせればいいか」を考える
という2つのパターンがあります。
前者は、インプットした情報を適切にアウトプットする力、作業能力、手の知育といった面を鍛えることができます。
後者は、「想像力」や「創造力」「思考力」の鍛錬です。
「車を作りたい」「家を作りたい」
といったイメージを頭で描き、それを目標にブロックを積んでいくことで、立体への感覚や空間把握能力が洗練されます。
知育ブロックを選ぶ際の注意点
知育ブロックを選ぶ時に注意したいことは、以下の3点です。
・各ピースの大きさ
・接続のしやすさ・離れやすさ
・作れるものの多様性
多様なものが作れても、ピースが小さいものは1〜2歳には不向きです。
逆に大きくて接続しやすいブロックは、1〜2歳から使いやすいですが、作れる立体に多様性がなく、3〜4歳になってくると知育効果は期待できません。
年齢と手先の発達に応じて、適切な商品を購入することが求められます。
おすすめの知育ブロック
低い年齢から使える、やさしいブロックから順に紹介していきます。
メガブロック
特に1歳までは、手先の動きが未熟なため、大きなブロックでないとうまく扱うことができません。
接続部も大きく、はめこみやすいことが求められます。
また、この年齢の乳児はすぐにブロックを舐めたり、口に入れたりします。
清潔にできることや、飲み込む心配がない大きさが求められます。
メガブロックは接続部が深くてはめ込みやすく、ブロックが適度に大きく、小さな手でも扱いやすいメリットがあります。
ただし接続はゆるいため、大きな立体を安定して作るのは難しいです。
1歳〜2歳までであれば最もオススメできるシンプルな知育ブロックです。
フィッシャープライス 1才からのメガブロック 80個バック ピンク DCH62
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1歳からのブロック知育玩具|フィッシャープライスのメガブロックがおすすめ!
ポリエム
メガブロックと同じく、接続部が大きくてはめ込みやすいのが利点です。
また、「洗濯機で丸洗いできる」というのが売りのおもちゃです。
すぐに口に入れる1歳前後の年代からでも、衛生面で安心して使用できます。
ポリエムは接続部がしっかりしており、大きな立体を安定して作ることも可能ですので、1歳以降、4〜5歳頃まで使用は可能です。
知育ブロック PolyM ポリエム760011 あそぼう!アスレチックセット
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レゴブロックデュプロ
1歳半〜2歳を超え始めると手先が発達し、ブロックを安定して接続できるようになります。
デュプロは通常のレゴブロックよりピースが大きく、飲み込む心配のある幼児にも使いやすいシリーズです。
飲み込めない大きさのピースなので、1歳前後でも使えますし、ピースを買い足して複雑な立体を作ることもできるため、5歳〜6歳頃まで使えます。
カラフルなので、色を学ぶこともできたり、ブロックに書かれた数字やアルファベットを学んだりすることもできます。
遊びの幅が広く、早めに買っておきたい商品です。
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ブロックラボ
レゴブロックデュプロとほぼ同じ年齢から使えるのが、アンパンマンのブロックラボです。
通称「アンパンマンブロック」と呼ばれ、アンパンマンの世界観がイメージされた商品です。
家やお店、乗り物などアンパンマンにまつわるいろいろなものが作れます。
レゴブロックより価格が安いので、アンパンマンが好きな子供であれば、デュプロよりこちらを買ってもよいでしょう。
なお、レゴブロックとほぼ互換性があるので、あとでレゴを買い足す、というのもOKです。
1歳〜2歳から使えるファーストブロックや、4歳〜5歳頃まで使用できる、パン工場などのワールフドブロックシリーズまで幅広い商品があります。
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アンパンマンブロック「ブロックラボ」とレゴの違い、感想と選び方、おすすめ商品
マグフォーマー
当サイトの知育玩具ランキングでも堂々の第1位に輝いた商品です。
世界的にも最も有名な知育ブロックの1つと言って良いでしょう。
ただし、ピース同士は磁石(マグネット)での接続で、デュプロやブロックラボのような、しっかりはまり込む接続ではありません。
扱いにはある程度手先の器用さは求められますので、3歳以降から使い始めるのが良いでしょう。
こちらも様々な立体を作ることが可能で、6歳頃までは楽しく遊ぶことができます。
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マグフォーマーの選び方、遊び方、メリット&デメリットとおすすめ商品を解説!
ピタゴラスひらめきのプレート
マグフォーマーとよく比較される商品です。
マグフォーマーと同じく、磁石(マグネット)を使ってピースを接続するおもちゃで、やはり多少の器用さは必要です。
ピタゴラスもマグフォーマーも、立方体や直方体を面で捉え、展開図をイメージできる点で、より立体になじむことができます。
デュプロやブロックラボより、算数での立体の問題に強くなる、という利点があります。
マグフォーマーと同じく、3歳頃からの使用がおすすめです。
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ピタゴラスとマグフォーマーはどっちを買うべき?違いと実際に使ってみた感想
カプラ
4歳頃になると、少し工夫が要求される知育ブロックも使用できるようになります。
カプラは、ピース同士の接続はなく、木製のブロックを積み重ねていくタイプのおもちゃです。
競技会も行われるほど、世界的に有名な知育ブロックです。
こちらもシンプルであるだけに、作れるものは多種多様です。
ピースをうまく積み上げていくことで、創造性やバランス感覚を養うことが可能です。
2歳、3歳の頃は、こういう固い接続のない知育ブロックはやや使いにくく、狙った知育効果が十分に得られません。
4歳、5歳、6歳くらいの使用を想定すると良いと思います。
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ワミー
さらに複雑で細かいピースの扱いが求められるおもちゃです。
やわらかいピースをつなぎ合わせて多様な立体が作れるブロックで、より手先の器用さが求められます。
作れるものは多様で、説明書を見ながら目的の立体を目指すコンセプトです。
パズル性も高く、非常に優れた知育玩具ですが、非常に細かい分、やはり4歳〜5歳からの使用が望ましいでしょう。
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5歳〜6歳からおすすめ!ブロック知育玩具「ワミー Wammy」の種類と選び方
LaQ(ラキュー)
日本生まれの有名な知育ブロックです。
この記事で紹介するブロックの中ではピースが最も小さく、手先がある程度器用でないとうまく遊べません。
5歳〜6歳以上がおすすめです。
他の知育ブロックとは異なり、基本パーツとジョイントパーツを組み合わせることで、とても複雑で細かな造形を作ることができます。
説明書を見ながら目的の立体を作るほか、自由に好きなものを作ることもでき、想像力を養うことができます。
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「LaQ(ラキュー)」は何歳から?他の知育ブロックとの違い&遊び方、作り方
カタミノ
世界的に有名な、フランス製の木製知育パズル「カタミノ」です。
指定の枠内に、テトリスのような多種多様なブロックを隙間なく埋めていくパズルです。
空間認識力や図形への感覚を養うことができる点で、非常に秀逸なおもちゃです。
スライドバーを3〜12まで移動させることができ、難度を段階的にレベルアップできるのが利点です。
対象年齢は「3歳〜99歳」とされ、子供でも大人でも楽しめる、長く使える知育玩具です。
手先の器用さや、ルールの理解が必要なため4歳〜5歳での購入がおすすめです。
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知育パズル「カタミノ」は超おすすめ!知育効果と遊び方、価格を紹介
まとめ
今回は、おすすめの知育ブロック、全10種類をまとめてみました。
年齢に応じて最適な商品を選ぶ際の参考にしていただければと思います。
ぜひ、各おもちゃの実際に使ったレビュー記事を読み、購入を検討してみてください。
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